6月のイベント企画ではファンタスカーを使って、ゆめ水族館を開催しました。
まず、ファンタスカ―って何?と、思われたのではないでしょうか。
ファンタスカーとは移動させることができるプロジェクションカーのことです。
病室や教室などの天井や壁に、泳ぐ魚やペンギン、珊瑚などの水中の様子を映し出すことができるので、みんなで一緒に楽しむことができ、豊かな感覚刺激体験の機会を得られます。
今回でのイベントでは、まるで水中にいるかのような演出を作るために寒冷紗を用いてスクリーンが揺れるように工夫しました。
ファンタスカーから映し出される映像と音楽は迫力があり、メンバーさん達はきょろきょろと視線を動かしたり、満面の笑顔を見せてくれたりと、いろんな素敵な顔を見せてくれました。
特にイワシの群れには目を輝かせているメンバーさんが多かったです。
スタッフもメンバーさんと一緒に楽しみ、歓声が止みませんでした。
そして、触覚でも楽しめるように、キネティックサンドの中に本物の貝殻を埋めて貝探しができるブースを作ったり、小児のメンバーさん達にはウォーターマットに乗ってもらったりしました。
貝殻探しでは、本物の貝を使用しているため、初めての感覚にびっくりされるメンバーさんもいました。
ウォーターマットは、ぷかぷかとした感覚に、手足をより動かしている様子がありました。
初めての体験をし、メンバーさんたちの素敵な思い出がまたひとつ増えました。
これからもいろんな療育をして、楽しみのある生活を構築していきたいですね。